【新唐人2013年09月10日付ニュース】カナダの著名な人権派弁護士・デービッド・マタス氏は、9月2日に東京で行われた中国共産党当局による臓器狩りに関する報告会のあと、4日、大阪において再び日本社会に対し、現在中国で発生している法輪功学習者に対する生体臓器狩りの停止について、直ちに措置を取るべきであると呼びかけました。
デービッド・マタス氏は多方面からの調査により、中国共産党が生きた法輪功学習者から臓器を奪い取り、販売した事実を52種類の証拠で証明しました。2006年に初めて臓器狩りの事実が暴露されてから、マタス弁護士の足跡は4大陸40か国以上に残されています。今回の大阪の報告会では、日本の製薬会社が中国に臓器移植関係の薬品を提供していることを指摘し、提供しないよう呼びかけました。また、中国で臓器移植を受けることを規制する日本国内法を制定すると同時に、中国で臓器狩りに参与した者の、日本への入国を拒否するよう促しました。
デービッド・マタス弁護士
「政策の再考と総合的な法律の制定、生体臓器摘出行為を阻止し、犯罪に参与した者を厳しく処罰することが必要です」
元衆議院議員・大前繁雄（おおまえしげお）氏は、自分の身を犠牲してでも中国共産党と戦っているマタス弁護士の姿にとても感動したと述べます。
大前繁雄氏
「今日も先生言っておられましたけれど、そういう事を禁止する、日本の国内法の整備していくことが必要ではないかと思いました」
交野（かたの）市人権協会の古橋さんは日本人移植患者のお金が中国共産党の資金源になっているのではないかと案じます。
交野市人権協会 古橋邦夫さん
「人道的にやはり、こういうことがあってはいけないと思います」
中国共産党による臓器狩りの罪悪を停止させるために尽力しているマタス弁護士は、2010年にノーベル平和賞にノミネートされました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/09/06/atext962527.html（中国語）
（翻訳/赤平 編集/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/工）
